肉厚でしっかりした歯ごたえと、しいたけの味がしっかりしている原木栽培ならではの味わい。いしぐりさん家の定番レシピ。もちろんそのままでもかなりおいしいです。
しいたけの佃煮
材料
- しいたけ
- 500g
- 酒
- 75cc
- 砂糖
- 150g強
- しょう油
- 100cc
- みりん
- 20cc
- 鷹の爪
- 1本
- 刻みしょうが
- 適量
- かつおぶし
- 8g
- こんぶ
- お好みで適量
作り方
①しいたけはできれば一度冷凍して、水から煮て沸騰したら火を弱め、コトコト煮ます。適宜火を着けたり止めたりして2日間水に浸して下さい(※煮続けなくてもいいです)。途中で鷹の爪の種を取り除いて刻んで入れて下さい。
②しいたけが柔らかくなったら酒と砂糖を入れて10分弱火で煮ます。味をみながらしょう油を3回に分けて入れます。
ここでまた10分位弱火で煮てからみりんを入れます。味を馴染ませたたら刻みしょうがとこんぶを入れ、その後すぐに鰹節を入れ、1分煮たら火を止めます。
※人参、ごぼう、こんにゃくなどを入れてもおいしいです。その際は①の最後に入れるといいです。
ポイント1
しいたけを火を着けたり止めたりしながら2日間水に浸しておくとおいしくなります。ずっと煮続ける必要はありません。(火の元には十分気をつけて下さい。)
ポイント2
冷凍するとおいしくなる?
きのこには3大旨味成分の1つグアニル酸という成分が存在します。冷凍することにより、しいたけの細胞が破壊されそのグアニル酸の旨味が増します。おいしい佃煮にするためには冷凍するのが裏ワザです。
3大旨味成分
(グアニル酸、グルタミン酸、イノシン酸)石栗さんちのおばあちゃんのレシピには鰹節(イノシン酸)、昆布(グルタミン酸)が入っていて、3大旨味成分が全てプラスされています。その旨味成分と独特の食感とが一緒になってとても美味しい佃煮が出来ます。