山形県庄内地方は、四季の変化がはっきりした、海と山に囲まれた自然豊かな地域です。
暮らす人は昔から質実剛健の気質で、地元出身の小説家藤沢周平の作品に多く見られるように、派手さはないが誠実で一途、真面目なことを美徳としてきました。
水に恵まれ、寒暖の差がある気候から、そしてしっかりした仕事をする人が多い気質から農作物にとってはおいしくできる環境が揃っています。
石栗さんは親子で手間を惜しまずに、植菌から温度・湿度管理、収穫まで、おいしくできる時期を見逃さないことに注意を払い今の作り方にたどり着きました。一つ一つに愛情を注がれたしいたけは首都圏を中心に出荷され、高く評価されています。
是非一度しいたけの一つに注目し、料理の主役にしてみて下さい。きっと育まれた自然と、人のぬくもりを感じていただけると思います。
きのこ工房いしぐりのしいたけ生産過程で日々不定量出る企画外品を有効利用できないかと考え、形が不揃いのしいたけを佃煮にして庄内定食山王夢食堂のメニューに加える形で商品化をしようと試みました。
実際コロッケやガパオなどのメニューを店で提供して、とても好評です。
石栗さんのおばあちゃんがいつも作っている佃煮は、風味、歯ごたえが最高です。今回の企画ではこの佃煮を使ったレシピを考案しました。ぜひ参考にしてみて下さい。→レシピはこちら